宝玉の開拓:#13.落下とカードと大鷲

ユウキ「なんか秘策でもあるのー?セブンガンー!」
セブンガン「ああぁ!」
セブンガンは、そういうと腰につけていたカードケースらしき物から、一枚のカードを抜き出し、叫んだ。
セブンガン「召喚!イーグル!」
そのときだった。カードが光り輝き、大空を舞う大鷲が姿を現したのである。そして、セブンガンはその大鷲にこう命令した。
セブンガン「イーグル!全員を足で掴み、安全な山の頂上へ下ろしてくれぇ!」
イーグル「ギヤャァァ!!」
大鷲は、雄叫びを上げると同時に、ユウキ達をその大きな足で捕まえ、頂上付近へと下ろした。
セブンガン「サンキュー、イーグル!またよろしくなぁ!」
ハカセル「最初から使えば、すぐに着いたんじゃないの?」
マーブル「あ・・・」
セブンガン「・・・・ま、いいじゃん!登山したかったし!」
ユウキ「いや、山の1/100も歩いてないよ・・」
モンド「セブンガンの能力は〝カード封・カード召〟だ。カードに封じ込め、カードで召喚する能力だな」
セブンガンの能力は、この先の旅を大きく変える事になることを、皆は知らなかった・・・