〝帰ってきたウルトラマン〟9
帰ってきたウルトラマン史上最大の問題作
第33話「怪獣使いと少年」 : 巨大魚怪獣 〝ムルチ〟 宇宙調査員 〝メイツ星人〟 登場
- あらすじ
嵐の日、ムルチに襲われる天涯孤独の少年がいた。少年はメイツ星人によって助けられ、二人は共に住むことに。少年は河川敷で穴を掘り続けていた。そこへ不良がやってきて、酷い仕打ちを繰り返していく。
少年の宇宙人説は町中に広まっていた。事情を知った郷は、悪化した地球環境で弱ったメイツ星人を母星へ返すため、宇宙船の掘り出しに協力する。だが暴徒と化した市民がメイツ星人を殺害。封印されていたムルチが復活した……。
ウルトラシリーズ最大の問題作とも。戦闘シーンが1カットという凄い作品です(正確には一瞬カットしてる部分がありますが)
後味の悪い話かもしれませんが、好きです、この話。
第34話「許されざるいのち」 : 合性怪獣 〝レオゴン〟 登場
- あらすじ
郷と岸田はパトロール中に妙な電波を感知する。郷が坂田の元へ行くと、研究のために依頼に来ていた郷の旧友、水野と出会う。だが水野は、動物と植物を合わせた新たな生物を作るという恐ろしい研究をしていた。
水野はついに植物と動物を併せ持つ生物、レオゴンを完成させる。だが急激に成長したレオゴンは逃げ出してしまった。レオゴンを倒すため水野に協力を要請する郷。だがレオゴンを殺せない水野は、捕食されてしまう……。
レオゴンの話の原案者は、ゴジラVSビオランテの原案者と同じ方です。
水野が食われるシーンで流れている曲は、監督がそのミュージシャンと縁があって使用できたそうですよ
第35話「残酷!光怪獣プリズ魔」 : 光怪獣 〝プリズ魔〟 登場
- あらすじ
ここ最近灯台が消失する奇妙な事件が続いた。郷は、この事件がだんだん日本に近づいていることに気付く。そのころ、事件に巻き込まれたと思しき一人の外国人が救助されたが、謎の結晶を残して消滅した。
謎の結晶はその外国人そのものだった。何らかの理由で光に変えられたのだった。郷と坂田は原因調査で次に狙われると思われる灯台へ。そこへ、光怪獣プリズ魔がオーロラとともに出現した!!
坂田健こと岸田森さん脚本の回です!
第36話「夜を蹴ちらせ」 : 吸血宇宙星人 〝ドラキュラス〟 登場
- あらすじ
一人の女性から怪電波が発せられていた。郷と岸田が追跡するも、女性は消えてしまった。ミチコと名乗るその女は、夜な夜な若い女性の血を吸って殺害していた。吸血鬼の正体をつかむ為、MATが捜査を始める。
宇宙人は、別荘で死に、美しい姿で棺に入れられたミドリという女性に化けていた。夜、宇宙人は郷に何故人間の味方をするのかと煽る。そしてMATに宇宙船を撃墜され、ドラキュラスは正体を現した!
なんでかよくわからないけれど、この回の戦闘シーン好きです。
ドラキュラスは劇中で「吸血怪獣」とも称されています!