〝ウルトラセブン〟7

それでもセブンは地球を愛す。

第26話「超兵器R1号」 : 再生怪獣 〝ギエロン星獣〟 登場

  • あらすじ

瀬川博士、前野博士を中心として開発された惑星破壊爆弾、超兵器R1号。その試験発射が行ることになった。だがダンはこの実験に猛反対していた。
「それは…血を吐きながら続ける…悲しいマラソンですよ」ダンの言葉もむなしく、生物のいないギエロン星が破壊された。だがギエロン星には生物が存在していた。母性を失い、巨大化した生物はギエロン星獣として地球へ飛来した……。

ぴょこぴょこと跳ぶ姿がかわいいんですけれどね……。

ウルトラマン最終回で、地球は地球人が守るべき、という言葉で締めくくられたのですが、それが極論に達したのが今回の話かな? セブンの中でも悲しい話でした。

第27話「サイボーグ作戦」 : 甲冑星人 〝ボーグ星人〟 登場

  • あらすじ

深夜の朝日沼に何かが墜落した。その付近へ、警備隊のノガワ隊員とその婚約者が車で通りかかった。だが、車は何らかの力で引っ張られてしまう。
ノガワ隊員は発見できぬままだった。当の本人は、沼の下でサイボーグに改造されてしまっていた。ノガワは基地内に小型の時限爆弾を仕掛けて……!?

第28話「700キロを突っ走れ!」 : 戦車怪獣 〝恐竜戦車〟 侵略宇宙人 〝キル星人〟 登場

  • あらすじ

超火力のあるスパイナーの運搬がことごとく妨害された。そこで警備隊は、ラリーレースに紛れて、ダンとアマギが運搬することになった。だがその途中、謎のライダーが突っ込む。ライダーは人間爆弾だった。
その後何度も狙われる2人。なんとか運搬を完了し、爆破実験が行われることに。だが、仕掛けた場所から戦車をくっつけた恐竜がスパイナーを咥えて出現した!

冒頭、めっちゃでっかい煎餅を食べるシーンはシュール(笑)

今回登場したスパイナーは、次作で登場するのでお楽しみに……!

第29話「ひとりぼっちの地球人」 : 宇宙スパイ 〝プロテ星人〟 登場

  • あらすじ

京南大学が教育機関としては初の衛星打上に成功した。丹羽教授と一ノ宮助手が関わっていが、衛星は地球の科学力をはるかに超えていた。
ソガの婚約者が謎の宇宙人を目撃しており、正体は丹羽に扮したプロテ星人だった。自分の提案を唯一聞き入れてくれた星人を信頼した一ノ宮だったが、地球侵略を聞き反発。そこへダンが駆け付け、深夜の大学での戦いが始まった……。

結局一ノ宮がどうなったのか、わからぬままお話話終了します。死んでしまったのか、あるいは……。

宇宙人イコール侵略者、というものを序盤で否定する一ノ宮が、終盤どんな思いだったのかを考えるのも面白いと思いますね。