宝玉の開拓:#5.謎の男と分析と炎

ハカセルと名乗るその男は、4人にこういった。
ハカセル「この・・・炎には一部が、燃えているように見える〝幻火〟があるんだ」
ユウキ「ま・・・まぼろしび?」
マーブル「聞いたこと有るわね。確か、燃えているように見せかける幻術だったかしら?」
モンド「つまり、そこを通れば燃えん・・・という訳だな」
ハカセル「簡単にいうと、そうなる」
セブンガン「おっしゃ!いくぜぇ!」
ユウキ「初見で分かったの?」
ユウキの謎の質問に、ハカセルが答えた。
ハカセル「・・・そう・・・だけど・・・?」
ユウキ「慧眼だね・・・でも、幻火なんて、見た目普通の炎と同じなのに分かるなんて、いくら初見でも見分けが付かないはずだ!」
ハカセル「!」
モンド「!?」
ハカセル「・・・・・何が言いたい?」
ユウキ「ハカセルさん・・・彼方には、〝分析力〟が高いのでは?」
ハカセル(!?ま、まさかコイツ・・・〝あの能力者〟か!?)
ユウキの質問に対し、ハカセルは・・・
ハカセル「・・・・僕の目は機械だ。見たものの力、特徴、弱点まで見抜くことが出来る。」
マーブル「要するに、〝分析力〟があんたの能力って訳かい!ま、仲良くしようじゃないか!」
ハカセル「はは・・・」
こうして、ハカセルが仲間になったのであった。