小説〜第27話『イシツブテ、大ダメージ』〜

強一「何!?」
 フィールドにあった岩が、風起しによって砕け、空中に岩の破片が舞い散っている。
優斗「ポッポ!風をイシツブテのほうに!」
イシツブテ「イ・・ッシ!?」
タケシ「まさか!?」
 タケシの予感は的中した。舞い散った岩の破片は、イシツブテに向かって動き出した。その岩の破片は、全てイシツブテに直撃した・・・!
イシツブテ「ウイッシ!!!」
優斗「ワニノコがつかえない分、ポッポで頑張るしかない!もちろん・・・ポッポが戦おうとする気持ちがあってこそ・・だけどね!」
強一「ふぃ、フィールドの障害物を生かして戦う・・・」
タケシ「岩が・・・踊っている?!」
イシツブテ「イッシ・・・シ・・・・」
ポッポ「ポッポ!!」
優斗「よし!最後に体当たりだ!」
ポッポ「ポーッポ!」
イシツブテ「イッシー・・・シ・・・」
審判「イシツブテ、戦闘不能!ポッポの勝ち!よって勝者、挑戦者優斗!」
優斗「やった!!勝ったぞポッポ!よく頑張ったな・・・ほら、オレンの実だ」
ポッポ「ポポッポ・・・」
タケシ「・・・おめでとう!これが、ニビジムに勝った証、『グレーバッチ』だ!」
優斗「ありがとうございます!・・・グレーバッチ、ゲット!!」
ポッポ「ポ!」
 ついに、最初のジムを、殆どポッポで攻略した優斗。そして、ポッポの秘密とは・・?