小説〜第26話『3体目』〜

 イワークを戦闘不能にさせ、遂に手持ちは1対2になった。
強一「相性の悪いポケモンで勝つ・・・よほどなついていてお互いを認め合っていない限り、ほぼ不可能に近い・・・しかも、ポッポといえば1番道路で出会うポケモン・・・ニビシティに来るまでにこれほどポッポが優斗を信頼しているとなると・・・優斗・・・なんて奴だ・・・」
タケシ「後1体か・・・最後の最後まで分からないのがポケモン勝負!いくぞ!いけ!」
強・優(どんなポケモンでくるんだ・・・?!」
タケシ「イシツブテ!」
イシツブテ「ウイッシッシ!」
強一「・・・・・!」
優斗「・・・・・え・・・えー!!?」
強一(イシツブテ!?)
タケシ「ポッポにとっては、大きな壁だと思うよ・・!」
優斗(確かにそうだ・・・!そうだ・・・)
 優斗は、自分にとっても、ポッポにとっても、そして、ワニノコにとってもいい名案を思いついた。それは、通せん坊されているからこその名案だった。
優斗「これなら・・・ポッポ!風起こし!」
強一「ええ!!?岩タイプには効果が無いんだぞ!?」
タケシ「優斗君?・・・!?」
強一「何?!」
 この時、フィールド上で何かが起きた・・・