〝ウルトラQ〟3

行事も終わったので再開ですよ!

第9話「クモ男爵」 : 大蜘蛛 〝タランチュラ〟 登場

  • あらすじ

パーティー帰りの淳たちは、近道が原因で野宿する羽目になった。だが、一平と北原が底なし沼に引っかかってしまった。辛うじて助け出せたが、一平たちを野宿させるわけにいかず途方に暮れていた。そこに、一つの灯を発見する。
辿り着いたのは古びた館。だがそこは、人の住んでいる様子がなく、蜘蛛の巣だらけだった。人の住まない古い館、そこは巨大な蜘蛛の巣窟だった!

ホラーの典型、古い洋館に巨大な蜘蛛。だがそれが怖い!

眼が光るギミックや操演による蜘蛛らしい動きは凄い!

第10話「地底超特急西へ」 : 人工生命体 〝M1号〟 登場

  • あらすじ

最新鋭の地底超特急「いなずま号」の公開試運転がその日行われることになっていた。同日、M1号と呼ばれる人工生命を大阪へ運ぶ依頼を淳が受けていたが、一平がそれを取り違え、いなずま号に乗ってしまった。さらに招かれざる客、イタチ少年とヘチマ少年が変装して乗っていた。
M1号は強い光を浴びると細成長する。あるカメラマンがフラッシュをたいて撮影してしまい、運転席で成長! イタチ少年は乗組員に見つかって運転席へ逃げ込むが、いなずま号はM1号によって暴走してしまう。そして運転席は切り離されてしまい……!?

オチがシュール(笑)あとラストM1号喋るんかい!!(笑)

ほかのQの話にはない、ギャグに特化した話かもしれません。

第11話「バルンガ」 : 風船怪獣 〝バルンガ〟 登場

  • あらすじ

土星ロケットが乗組員の「風船だ!」という叫びを残して墜落した。その1週間後、ロケットが墜落した海上を飛行していた淳と由利子は、突如飛行機の燃料が切れるという事態に遭遇。一平に一喝を入れた。
一平は燃料を満タンにしたといいながら点検すると、風船のような何かを発見する。その風船は、あらゆるものを食べながら急成長する風船だった! 由利子は数十年前、バルンガを発見した博士がいたという情報を淳から受け取り、探しに出る。その間にも、バルンガはミサイルを受け、どんどん巨大化していった……。

ある意味ウルトラQ最強の怪獣かもしれないですね。

台風まで飲み込んで巨大化するバルンガ。心臓のような音とともに動く姿は恐ろしく不気味です。

第12話「鳥を見た」 : 古代怪鳥 〝ラルゲユウス〟 登場

  • あらすじ

一夜にして、動物園から全ての動物が消滅した。翌日、発見された飼育係は「鳥を見た」と言い残して死んでしまう。ほどなくして古い帆船が漂着した。その船で由利子は、文鳥のような鳥と最後に「鳥を見た」と書かれた航海日誌を見つける。由利子が船で見た文鳥のような鳥。それは古代の巨鳥、ラルゲユウスだった。
船と鳥は10世紀前の時代から四次元空間を通ってタイムスリップしてきたのだ。小さなラルゲユウスを拾った三郎少年はクロと名付けとても可愛がった。クロは愛を感じ、少年に詰め寄る大人を攻撃するがついに捕まり、隔離されてしまう。その隔離先でクロは巨大化。街を突風で破壊しながら、クロは三郎の元へ……。

エンディングでテロップが流れる演出、巨大な古代の怪鳥と少年の友情。

人や動物を食らう肉食のラルゲユウスが、三郎を襲わず四次元へと帰っていたわけとは……。