武田探偵の事件簿:未知と悪魔のサイエンス:#11

 流石は有名グループのパーティだけあって、著名人がたくさんいる。
石沢「あ!私これからリポートの打ち合わせがあるんだった!じゃ、剣ヶ峰君、後で行うインタじゅーよろしくね!」
剣ヶ峰「おーっす。」
武田「?インタビューする人って、決まってるんですか?」
剣ヶ峰「ああ、参加者の中から一部の人を厳選してインタビューするんだよ。だから、俺のほかにも4〜5人はいる筈だぜ?」
武田「ほぅ・・・」
 Mr.RYからの挑戦招待状。この招待状の送り主は未だ分からないまま。一体、誰がMr.RYなのか。武田には、全員がMr.RYに見えて仕方がなかった。
剣ヶ峰「んじゃ、俺もバンド仲間と特別ライブの打ち合わせがあっから!じゃな!武田さん!」
希美子「バスターモーションズって、ロックの割りにはちょっとジャズ系が入っていて、かなり面白い曲と歌になってるのよ。」
牛込「へぇー。一度聴いてみたいものですね!」
赤菱「今日、特別ライブ行うみたいだし、初ライブをたのしみにしますか!」
 そこへ、1人の女性が声を掛けてきた。
???「彼方が山本さんですね!始めまして!屯倉京香といいます!」
零次「は、始めまして・・・!えっと・・・何をされてる方ですか?」
屯倉「私は、岡井秀司の友人です!」
牛込「お、岡井秀司って、あのプロ野球チーム、夕焼ファングスの!?」
屯倉「はい!」
 人癖有りそうな人ばかり集まっているこのパーティ。次第に数が増えてゆく。3000人の中にいるMr.RYは誰なのか・・・?