武田探偵の事件簿:未知と悪魔のサイエンス:#10

零次「しょうへー、取材に関しての注意があるから・・・後でトイレに来てくれない?」
昇平「オッケー!良い時にメールするわ!んじゃ!」
 岸辺はそういうと、前の席へと移動していった。とそのとき、誰かが声を掛けてきた。女性と男性だ。
???「彼方が零次さんですね!」
零次「は・・・はいそうですけど?」
???「私、石沢彩加といいます!」
???「俺は、剣ヶ峰七季!これでも一応・・・」
希美子「け、剣ヶ峰・・?!あ、あのバスターモーションズの!?」
剣ヶ峰「あ、ああ・・・!知ってるのか!!」
希美子「もちろん!」
 どうやら、話しかけてきたのは今人気沸騰中のロックバンド、バスターモーションズというグループの1人の剣ヶ峰という奴と・・・
石沢「私は、翔都テレビのアナウンサーを勤めてます!」
 アナウンサーだという。女子アナであろう。確かに、言葉を咬むことなく、スラスラと物事をいっている。まだ若いが、ベテランと呼ぶに相応しいほどであった。