宝玉の開拓:#6.炎と幻火と燃える家

ハカセル「じゃぁ・・・付いてきて・・・」
ユウキ達は、ハカセルに着いていき、上手く幻火の中を通って行った。
ユウキ「・・・熱いけど燃えてない・・・なんか不思議だね」
モンド「なれりゃぁ、燃えているのに熱くないと感じるぞ!!」
マーブル「モンド・・・ガチで燃えてるぞ・・・」
モンド「え?あ・・・ぎゃー!」
ちょっとしたごたごたもあった中、火を通り抜けたユウキたちの目の前に飛び込んだのは・・・
セブンガン「お、オイオイ・・・い、家が燃え散ってるじゃねぇかぁ!!」
ハカセル「驚くなって。フレイエームでは、〝炎が自宅〟なんだから・・・」
ユウキ「す、凄い表現だね・・・」
ハカセル「表現じゃないって。本当なんだって」
マーブル「ま、中に入るのは大変そうだね。玄関以外、炎だし。ま、私に任せときな!」
ユウキ「任せろって・・・」
マーブル「チェンジ!アイアン!」
一声かけると、忽ちマーブルの身体は、鋼鉄に変化していった。
マーブル「さぁ!私の身体が解ける前に!中に入るよー!」
ユウキ「ど、どこから!?幻火から入ればいいじゃん!」
ハカセル「この世界の人は、出入りする時だけ、一部を幻火にするから、訪問者は、上手く本物の炎の中を突っ切らなきゃならない・・・」
ユウキ「え・・・」
マーブル「いっくよー!!!」
モンド「・・・あれがマーブルの能力、〝変質〟だ!変な意味でとらえるなよ?」
炎の家の中では、何が待ちうけているのだろうか?