エビフライゴン


30分クオリティのエビフライゴン

ポケモンの世界の食べ物事情って、結構謎。
「たべのこし」という道具やアニメを見る限りじゃ、リンゴのような、現実世界の食べ物も存在するけど、ゲーム内ではその殆どがオリジナルの食べ物なんだよね。

ミアレガレット*1、があるから、一応そば粉とかはあるみたいだけど。

一応バスラオは食えるらしい。美味いらしい*2。アニメではコイキングが活け作りにされる「イメージ像」があったなぁ(笑)*3

ミルタンクの牛乳*4もあるし、果物や飲み物は申し分ないし、バスラオの図鑑説明からして、ポケモンを食べることも出来るよう。でも肉は・・・?

アイアント*5クイタランの自然の関係は、クイタランアイアントの中身を溶かして食べる*6らしい。

図鑑説明だけで言えば、ピジョン*7などの鳥ポケモンは虫ポケモンを食べるし、アニメでもピジョンキャタピー*8を食べようと襲いかかっていた。

魚介類はともかく、多分鶏肉もある。シンオウ神話には、食べたポケモンの骨*9を綺麗にして川に流せば、再び肉を付けて復活する、なんて話もある。

今まで見てきたポケモンはみんな野生。もしかしたら家畜もいる・・・かも?

*1:ガレット:そば粉、水、塩などを混ぜた寝かせた生地を薄く焼いたものに、ハムや野菜を軽く包んだ、フランスの郷土料理

*2:ブラックバス:バスラオの元ネタとなっている北米原産の淡水魚。日本では特定外来生物として脅威となっている。美味しくないイメージがあるが、捕獲後すぐに〆、調理すれば、美味しいブラックバス料理ができる。天ぷらがオススメ

*3:鯉:日本や中国など、アジアに生息する淡水魚。コイキングの元ネタで、鯉のぼりの由来となった伝説もある。実はコイ毒という特異な毒を持っており、最悪死に至る毒。ちなみに実際に鯉は食べれるし刺身もある。

*4:乳牛:牛の中でも、乳がよくでるように品種改良されたもの。つまり乳牛自体は本来野生には存在しない。一応オスの乳牛もいるが、乳はでないので肉として出荷される。有名どころはホルスタイン種。ちなみに仔牛肉は乳牛のオスが多い。無論食える。

*5:蟻:とても身近な昆虫で、蜂の仲間。働き蟻はメスの蟻。シロアリは本当はゴキブリの仲間なので、蟻とは関係ない。日本種にはいないが、南米には蜂と同じく毒を持つものがいる。噛むし、外国では農業害虫。種類によっては食用もいる。

*6:アリクイ:英語でアントイーターというそのまんまの名前を持つ哺乳類。本来のアリクイは、蟻の巣に長い舌を入れ、蟻を絡めとり食べる。1日に3万匹の蟻を食べるが、食事回数が少なく、巣も1分ごとに替えている。これは自分達の餌である蟻の減少を防ぐためと考えられている。ちなみに食用とされていた時期もあった。

*7:鳩:日本に13種、世界に290種いる鳥類。「鳩」という漢字は日本生まれ。ポケモンのポッポは「鳩ぽっぽ」から。英語でピジョン。中国ではドバトが食用で、フランスでも食用として一般的。つまりミアレではピジョンを食べる。ちなみにピジョンミルクというのは英語名で和製英語ではない。日本では素嚢乳といい、素嚢で生成され、雛に与えられる液状の餌で、人間でいう離乳食。人工で作ることが難しいので、人間が飲めるかはわからないが、多分飲んでも平気。

*8:イモムシ:蝶や蛾の幼虫の中で、毛虫ではないものをいう。漢字では芋虫と書き、由来は芋の葉を食べるスズメガの仲間の幼虫から。元は、芋虫は芋の葉を食べる蛾の幼虫を指していた。キャタピーのデザインは揚羽蝶の幼虫がイメージで、鳥に食べられないように蛇に見える容姿になっている。たまに触覚のようなものを出すが、これは臭覚といってとても臭く、これで天敵を撃退する。揚羽蝶の幼虫が食えるかは分からないが、芋虫は世界的にみてもポピュラーな昆虫食。

*9:骨:生物の骨格を形成する、リン酸カルシウムを主成分とする硬い組織。大抵の骨は、もちろん硬いので食べられないが、軟骨や魚の骨は食べられる。軟骨は骨と骨とを繋げる骨。魚の骨は、油で揚げると美味い。