超外伝1の内容をここで少し見せちゃおう!

僕のプロフィールを読んでると分かるとおり、武探の超外伝を、ここで少し言っちゃうぞ!

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 ある日、いや、初夏を過ぎた頃である。武田は、パソコンを買う為に、秋葉原へ電車で向かった。
 到着した彼は、電化製品を売っている販売店を向かって行った。
 しかし、今日は何故かいつもより道が込んでいたのである。実はこの日、ある有名グループのコンサートが行われていたのだ。
 第1部を見て帰る人で、道が混雑していたのである。
武田「大変な時に来てしまったよ・・・たくっ・・・」
 と、小声でいっていて最中、突然、悲鳴が聞こえた。
??「きゃぁぁ!!」
 何かが起きたのかは分からないが、武田が直感的に思ったのは、声の主が女性からして、〝痴漢〟もしくは〝恐喝〟など、女性関係の事件が起きたと考えていた。
 近づいていくと、人だかりが出来ている。その人の壁の中を掻い潜り、覗くと、怖ろしいことがおきていた。
 男性が、腹を携帯ナイフで刺され、息絶えていたのだ。
 武田は、彼の様子から見て、はっきり〝殺人〟だと分かった。
 この人ごみの中で、わざわざ自殺をする人はいないし、自己だとしても、〝腹の中央をピンポイントで刺さる〟ようなことは、決してありえないことであるからだ。ということは、誰かが故意に携帯ナイフを、この男性に突き刺したと考えるのが普通である。
 警察が来て、容疑者を絞り込もうとした。しかし、混雑で誰が容疑者になるのか分からない。そこで武田がこういった。
武田「この道は、あるバンドグループのコンサート会場から帰る人たちであふれていました。おそらく、彼もその観客の一人でしょう。彼が歩いていた方向は、会場とは逆・・・つまり、帰る途中であったと考えるのが普通です。」
仁本「な、なんでそんなことが・・・?」
武田「彼の倒れ方を見れば、一目瞭然ですよ。彼の足は、会場側に向いていますよね?会場側を背に向けてうつ伏せの状態に倒れる時、必ず足は会場側を向き、仰向きに倒れる時は、頭が会場側へ向くのが普通ですよね?だから、彼は会場側から歩いてきたというわけです。」
仁本「あ・・・成程・・・。」
武田「ということは・・・、会場から出て帰る人しかいなかったのにも関わらず、何故か会場方面へ向かっている人を容疑者にすれば、いいのではないでしょうか?まぁ、私もそのうちの一人なんですがね・・・。」
仁本「え?」
武田「パソコンを買い替えに来たんですよ。」
 そして、容疑者は、発見者であり、近くのメイド喫茶で働く〝岡原美咲〟、出張先へ向かう途中であった、サラリーマンの〝海東昭如〟、友人と、近くのカフェで待ち合わせし、その場所へ行こうとしていた〝阪本亜沙子〟の3人が、容疑者として浮かび上がった。

・・・はい。ここまで。